BarTenderは、世界的な医療機器メーカーによるRFIDタグのシリアル化の標準化を支援

課題

医療機器セクターにおけるラベル作成では、米国食品医薬品局（FDA）の機器固有識別子（UDI）を含む、さまざまな規制を厳格に遵守する必要があります。 こうしたラベル作成に関する制約により、ある大手のグローバル医療機器メーカーはラベル作成業務を最適化し、RFIDタグから収集したデータの印刷、管理、活用を改善する必要に迫られました。 運用目標を達成するため、このメーカーは以下に対応できるラベル作成システムを必要としていました。

• 印刷ジョブとラベルデータをSQL データベースに記録する
• カスタムCSVファイルを生成し、SFTPサーバーに引き継ぐ
• SGTIN-96 RFIDタグのラベル印刷を標準化および一元化する
  
  

対策

Seagull Scientificのセールスエンジニアとプロフェッショナルサービスは、BarTender 2021 Enterpriseエディション内のBarTender Administration Consoleを使用して、BarTender ® Print Portal Serverと、同社のSQLデータベースの間のバックエンド統合を展開しました。 この統合により、同社のデータベースから収集されたデータが、ラベルデータを含むSQLインスタンスにプッシュされ、次にBarTender Print Portal Server Formにプッシュされます。 フォームのプリセットフィールドを使用することで、ユーザーは現場で印刷前に簡単かつ迅速にデータを入力できます。 ユーザーがフォームの記入を終えるとすぐに、印刷ジョブがデータベースに記録され、ネットワークまたはUSB RFIDプリンターに送信されて印刷されます。

成果

このメーカーは現在、BarTender 2021 Enterpriseエディション内のBarTender Print Portal Serverを使用して、RFIDタグを印刷するすべての施設でラベルを一元的に保存および管理しています。 こうした新たなラベル作成ソリューションにより、同社はSGTIN-96 RFIDタグのシリアル化を標準化することで、製品をより正確に追跡し、患者の安全性を向上させることができます。